(「卒婚」改め)「離婚」ストーリー

離婚までの遠い道のりの記録

離婚の理由 その2

なんでそうなった

私達は結婚してまもなく25年になります。何婚式かしりませんが、すくなくとも20年のお祝いもしていません。お祝いするような関係性ではなかったので。

10年目はなんかしたかな?おそらくなんかしているとは思いますが、結婚記念日をお祝いする、というモチベーションはここ10年くらい前からはなくなっています。

すれ違いはいつから始まったかと考えるとやっぱり、長女が生まれた頃まで遡るんだと思います。もちろん、その頃に離婚のことを考えたということではなく、関係性が代わったのはその頃からかなーと。

どこもそうだろうとは思いますが、子供が生まれると愛情が120%子供に向き始めます。それはそれで、望ましいことだし、こちらの立場からすると、「あ、すこし楽になった」という感情もありました。それまではこっちにしか向いていないから、なかなか一人だけでなにかする、ということもできなかったですが、愛情の方向が変化したことで若干、負担が減った記憶はあります。

ただ、この頃から少しずつ思いやりというか配慮がなくなっていきます。(もちろん、赤ん坊育てるときに旦那なんかに配慮してられるか!ということも理解はします)

この流れがどんどん年を追うごとに加速していって、戻ってくることは結果なく、今となっては相手に対する要求だけがエスカレートし、「あれしてくれない」「これしてくれない」が募っていった状態になっています。

これはほんとうにやばいなーと思ったこと

おそらく12,3年前くらいに会社のカウンセリングをたまたま受けたことがあります。その際に、「私生活の周囲のサポート」のような値が非常に悪かったことがありました。

そもそも会社のカウンセリングなので、上司部下同僚との関係性の改善きっかけにするのですが、私はそっちのけで、妻との関係を相談していましたw

その際、その方から言われたのは、「相手を変えることはできません。変えることができるのは自分だけです。相手は鏡のようなものです。あなたが変われば相手も変わります」「ただ、こうなったのがここ2、3年だとした場合、その数倍の時間がかかると思って辛抱強くあなたが変わるしかありません」と記憶しています。

たしかに私自身が「がんこ」「強情」で「プライドが高く」「人に謝れない」という態度をとってしまう質です。その時気付かされたのは、「彼女がどんどん私に似てきている」ということでした。

これ以降、私も反省したし、彼女も反省することもあり、それぞれ歩み寄ったり、また、我を通したり、ということを繰り返し、どんどん距離が離れていき、結果、元に戻れない距離まで離れている、と実感しています。

彼女に対して本当に気に入らないこと

振り返ると、おそらく私が悪いんだろう、私が彼女をこうしてしまったのだろう、とは思いますが、結果、今となってはそれをどうすることもできないし、私自身が変わってまで彼女との中を修復したい、とは、もう全然思ってないし、彼女がいくら変わると言っても変わるとは思えない。

私が一番、彼女に対して納得いってないこと。(書いたかな?前に)

「専業主婦なのに」なのだ。

彼女は専業主婦だ。アルバイトしてようが、内職してようが、家に金を入れていない時点で私はそれを「仕事」とは認めない。「趣味」だ。彼女は仕事で忙しい、というが、私にとっては「趣味」で忙しいのね、言い訳にならないよ、といつも思っている(もう声には出さないけど)

専業主婦なのに、、、、という枕詞の元、

・料理が手抜き。基本、手抜き。また、うまくなろうという気概がない。
・掃除が手抜き。トイレ掃除、風呂掃除はチキンレース(どっちが我慢できなくなって手を動かすか)に勝てない。
・整理が苦手。ストックを切らす。ストック買ったと思ったら切れてないのに目の前にある。(奥においてなくなったら出す、というのができない)
・出したら出しっぱなし。
・自分が片付けたときだけ偉そうに言う。
・自分だけが頑張っている、ということをいつもいう。
・文句ばっかりいう。

と言った感じで、小姑みたいですが、こういうのが気になる。

共通するのは、「全然悪いと思わない」ことと「私は頑張っていると心底思っている」こと。自分は正しい、というのが、もう、受け入れられない。私は謙虚で真摯な態度で自分を見つめて努力する人が好きなのだ。あなたの家庭内での”自分は天皇的な態度”が、もう受け入れられない。

あなたはおそらく世の中でも最高に「恵まれた立場」にいるはず。客観的に見て。仕事をする必要もなく、衣食住もそれなりで、子供もそれなりに優秀で、実家近くの一軒家に住めて、好きなことできて、昼間はソファーに寝転んで韓流ドラマ見て、いつでも好きなときにATMからお金おろせて、手続きや家計管理などのめんどくさいことはだんなに任せて。

唯一、それを良しとしない旦那がいることを除いては、とても恵まれた環境にいるはずで、それを「感謝」することなく、謙虚さをなくしていることがもう無理なのです。

・・・おそらくこれは彼女が私に対して思っていることでもあるかもしれないねw

こんな理由で離婚できるのかなぁ。。。弱いなあ。。。と思ってしまった。

男のかっこ悪いぐちになってしまいましたが、こんなふうに彼女のことを思っているので離婚したいのです。